ICT 何故いけないの?

小谷ちいです!

1人1台タブレット、授業でPCを使ってディベートなど、学校でICT化が凄く進んでいますよね!

そういえば、Mさんが学校に勤めている時に、気になったことがあります。

それは、ICTに関わって、次のことがダメだということです。理由はあるのですが、これからの社会をよりよいものにしていくためには、必要じゃないのかな?と思っていました。

では、どんなことでしょう?(ちょっとだけ誇張していますが、まあ事実です)


① 児童のタブレット入力は3年生からで、ローマ字入力じゃないとダメ

 Mさんが、1年生や3年生にひらがな入力を教えていたときに、

「どうして1年生にキーボード入力を教えているんです?ダメじゃないですか?」

「3年生なのに、ひらがな入力なんですか?ローマ字入力教えないとダメですよね?」

逆に、「すごい!」という先生もいましたよ!


② 同様にマイク入力もダメ

入力が苦手な児童が、マイクでしゃべって入力しているのを見て、

「なんでこの子にそんな入力方法教えているんですか?マイクなんか使ってはダメですよね」


③ まとめはプリントに絵と文字を書かないとダメ

3年生で、PowerPointを使って写真と文字入力でまとめているとき、

「なんで紙やノートにまとめを書かせないんですか?写真見て絵をかかないとダメだと思います」

逆に「きれいにまとめられていて凄いね」という先生もいましたよ!


④ 個人で紙のノートはいいのに、タブレットの手書き入力はダメ

個人用のタブレットに書き込みたいのに、

「カメラがついているからダメ」「情報漏洩したらどうする?」「児童が勝手に触るだろう」


⑤ クラウドストレージを家庭で使ってはダメ・個人クラウドも同様

「家や学校ででウィルスに感染したら困る」

みんな困っていました。


こんなこと言われていましたが、まあまあスルーでやっていたみたいです。

では、各項目のポイントを押さえてみましょう!


①について、PCやタブレットに入力する方法です。

特別支援学級で、1年生にひらがな入力を教えてみたところ、1ヶ月も練習したら、すらすら打てるようになっていました。ありがたいことに、ひらがなが読める子が多かったこともありますが、毎日5分ぐらい練習するだけで十分でした!

日記も、予定帳に書くだけじゃなく、やりたい子はTeamsなどを使って入力したものを送信させていました。これも毎日やるだけで、かなり上達していました。両方やるからこそ、力が付きました。

3年生でローマ字を覚えます。それを使って、ローマ字のキーボード入力を行うのですが、ローマ字を理解していなければ、ひらがなからローマ字に頭の中で変換ができません(本来はものすごく脳を使います)。そして、アルファベットを探して入力するわけですから、かなりのハードルがあります。

別にローマ字でキーボード入力ができなければ、就職できないわけではありません。今の人たちは、フリックの方が早い人もいます。そう考えたときに、「ローマ字入力でなければならない」理由は何でしょうね?


②のマイク入力についても同様です。どのような入力方法でも、できることに越したことはありません。ただ、マイク入力に関しては、発音がしっかりしている必要があります。発音練習も兼ねて入力できますから、一石二鳥です!

Mさんの娘さん(5歳)は、スマホで文字入力ができません。そりゃあフリックもローマ字も分かりませんから。しかし、マイクを使ってしゃべれば、文字が入力できることは知っています。じいじやばあばに文字でメッセージを送るときには、マイク入力で文字を入力し、送信しています。

ここでポイントになるのは、「入力された文字が正しいか判断できる力」です。

マイク入力での問題は「漢字に変換されてしまう」事です。

低学年で使った場合、マイク入力した文章が本当に正しいか、漢字は合っているか分かりません。「正しいかどうか判断」できないため、間違った文章になってしまうこともあります。

娘さんは先日の話ではないですが、「類推」するため、合っていることを確かめてから送信しています。

「類推」できるようにするためには、繰り返し文章を読んだり聞いたり、書いたりする必要はあります。


③は、まとめ方ですね。先日の「表現」について掲載していますので省略です。


④は個人的な意見です。

毎日資料が山のように出てきて、読んで、ファイルに挟んで、必要なものは職員室から教室にかごいっぱい(5kg以上)の資料を持って行く。

ある先生に「M先生、このことについて教えてください」と言われたとき、HPで調べることは容易だけど、資料に書いてあることを見つけようと思うと、まずはファイルを探し、プリントを探し…ものすごい手間。棚の中にあるかもしれない。探すだけでも手一杯になる事がありました。

職員会資料は、3ヶ月でファイルいっぱい。そうなると年度末には4冊になる。おそろしい。

もし、全部PDF化して、タブレットの中に入っていれば、探すのも重さも楽ですよね。持ち帰って読むこともできます。

研修会などでも、タブレットに文字を書き込んでいけば、データとして残ります。こんなに使い勝手がいいのにダメなのにはちょっと納得がいきませんでした。

理由は上にも書いてありますが、おかしな話です。カメラは隠せばいい。それだけのことです。

紙のノートを落としたら100%誰でも読めます。タブレットを落としても、パスワードがかかっていれば、基本見ることはできませんし、10回間違えれば全部消えます。⑤の話にもなりますが、クラウドに入っていれば、盗まれることもほぼ無くなります。

10年後には、先生のタブレットに資料、教科書、赤本、自分のノートが入っていて1kg以下のはず。


⑤はおかしな話です。ただ、地域によって規定が違うのでなんとも言えませんが、私の地域ではクラウド×でした。

理由は上記ですか、クラウドストレージの方がよっぽどウィルスチェックが厳しいです。

家でつなぎっぱなしにしない。ブラウザを使う。パスワードの漏洩に気を付ける。

それができれば、帰り道に資料を考えて、家でサクッと入力、学校で出力ができます。


みなさんの地域はどうですか?

個人のiPadだけでもOKにしてくれていれば、Mさんはもっと働き方改革進められていたんでしょうね。

指導の変な?こだわり

Mです。

長い年月、教壇に立ち続けてきました。けれども、正直に言って、もう疲れました。今日も、阿久根先生と話していましたが、何も変わらない現状にがっかりしています。私は教育は改革すべきという信念を持ち、10年後の授業形態を考えて前進してきたつもりです(もちろん、現状のアイデアも試しました)。

しかし、周囲の状況は平成初期の水準から変わりません。恐怖政治?が蔓延り、児童生徒や保護者の責任に教育の不振を押し付ける風潮が根強いです(もちろん、これは例外的なケースですが)。同時に、多くの人が「最近の若者は…」と文句を言いながら、実際には何も変えようとしません。これは他の職場でもよく見られる光景です。

かつて、教員採用試験の集団面接で「部活動についてどう思うか?」と質問されたことがあります。当時は「部活動指導は当然のこと。結果がすべてだ!」という考え方が主流でした。他の受験者は、「部活動指導を通じて感動を提供したい」「優勝させたい」と言っていましたが、私は異を唱えました。「部活動は反対です。代わりに授業に集中すべきだと思います」と率直に述べました。周囲は驚き、面接官も驚いたことでしょう。でも、私は自分の信念を堂々と表明したのです。

当然、その年は不合格となりました。しかし、今では部活動が地域に根付いています。私の考えは正しかったですね。


また、昔、一度病気にかかり、「無理をしてはいけない」という事に気付きました。それからは残業を最小限に抑えるように心掛けました。週に1回だけ残業し、基本的には定時に帰宅するようにしました。平日の残業時間は20時間以内に収められたと思います(週末にがっつり仕事をした場合でも、最大でも30時間まで)。一方、他の人々は週に80時間以上も残業していました。

もちろん、周りからは不審な目で見られることもありました。しかし、今では残業を減らす必要があります。私の考えは正しかったですね。


残業を削減するには、クラス内でのトラブルや問題をできるだけ減少させることが肝心です。一度問題が発生すると、それに対処するために多くの時間がかかってしまいます。

そこで、担任が子供たちに対してどのように指導するかが大切になってきます。

例えば、小学校1年生の児童には、「基本的には先生は怒らないけど、これだけは怒ります」と伝えました。同様に、学級懇談会の場で保護者にも伝えました。それは、「法を犯してはいけないこと」です。他のことについては、絶対に叱りませんし、怒りません。

法律で禁止されている行為、すなわち傷害や物を壊すこと、交通ルール違反などについては厳格に指導しました。しかし、先生が好き嫌いで生徒を叱る法律は存在しません。勉強ができないことに対しても、叱る法的根拠はありません。学校に通っているのは学びたいからであり、勉強ができないことを責めるべきではありません。法律は社会生活において守るべきルールです。特別支援が必要な生徒たちでさえ、法を尊重しています。そのため、法的な問題が発生しても、怒り返すことはありません。

ただし、その背後にある事情や感情にはしっかりと耳を傾けるべきです。よく、「A君が叩いた」「Bさんに悪口を言われた」という「結果」だけを叱ってしまいますが、なぜ「A君が叩いた」のか、「なぜBさんはその子に悪口を言ったのか」という「要因」を探ります。

そうすると実は「C君が変なことを言ったから叩いてしまった」「Dさんが私のものを触ったから悪口を言った」と言うことがあるかもしれません(むしろあると思ってください)。

そうすると「C君が変なことを言わなければ、A君は叩かなかったよね」「DさんがBさんのものを触らなければ、悪口を言わなかったよね」

これは、喧嘩両成敗ではなく、「要因を探して、それをしっかりと指導する」ことを意味します。また、一方的に叱ってしまっては、もしこのようなことがあれば、叩いた子や言われた子には嫌な思いしか残りません。それは、あってはならないことなのです

家に帰って保護者に伝えたら火種になってしまいますよね?残業が増えます。


そこだけしっかり抑えれば、後は「仕方ないなあ」で済みます。そうすれば、無駄な労力も使いません。理不尽に叱ることもいりません。余分なエネルギーを使わなくても良いのです。保護者にもそこだけ伝えれば良いのです。

ほら、業務が減るでしょ?残業も少なくなります。

今日の視機能のセリフ(ChatGPT版)

【動画イントロ】

みなさん、こんにちは!小谷ちいです♪ 今日は、ものの見え方「視機能」についてと「近視や遠視になる理由」について話します!

さて、みなさんはメガネやコンタクトレンズをしていますか?なんと、20代で80%近くの人が、使用しています。何ででしょうね?

【ポイント1:ものの見え方・視機能】

私たちが物を見ることができるのは、光が眼球の「角膜」や「水晶体」を通過して「網膜」に届き、電気信号に変換され、「視神経」を経て脳に伝わるからです。角膜と水晶体は透明な組織で、ともにレンズの役割を果たしていますが、水晶体は厚みを変えることでピント調節ができます。そして、網膜は眼球の内面を覆うスクリーンで、光を感じとります。ピントを合わせるときは、毛様体筋によって水晶体の厚みを調節します。

【ポイント2:メガネの謎】

えっ、じゃあ、なぜメガネをかけることがあるのでしょう?それは、大人のほとんどが「近視で、遠くのものがぼやけて見えにくい」かららしいです。でも、その「近視」ってなんで起こるのでしょうね?

【ポイント3:近視の正体】

じゃあ、ここで近視についてちょっと詳しく見てみましょう!近視っていうのは、遠くのものが見えにくくて、近くのものが見やすい状態のことです。その原因は、実は眼球の大きさや形状に関係しています。直径24㎜よりも大きい眼球や、水晶体から網膜の距離が遠いと、光が焦点を網膜よりも前で結ぶから、遠くのものが見えづらくなります。ちなみに、眼球は幼児期から青年期に成長するので、24㎜よりも大きくなって、近視になることがあります。

【ポイント4:遠視のヒミツ】

それじゃ、次は遠視について見ていきます!遠視って、近くのものは見にくくて、遠くのものが見えやすい状態です。遠視の原因は、やっぱり眼球の大きさや形状にあります。直径24㎜よりも小さな眼球や、水晶体から網膜の距離が近いと、光が焦点を網膜よりも後ろで結びつけるから、近くのものが見えにくくなります。

【ポイント5:スマホやゲームとの関係】

さて、気になるスマホやゲームが目に与える影響です!スマホやゲームを見るとき、近くにピントを合わせるために目の中の筋肉、毛様体筋が緊張して水晶体が厚くなります。でも、長時間見続けちゃうと、筋肉が元に戻りにくくなったり、遠くのものが見えにくくなったりすることがあります。

【ポイント6:次回予告】

では、「弱視」や「斜視」などは、どのような原因で起こるのでしょう。それは次回の動画で説明します!

まとめです。

ものが見えることは、光が角膜から水晶体を通って網膜に映り、視神経を通って「見える」ことです。近くや遠くを見るときには、毛様体筋で水晶体の厚みを変えます。

近視や乱視は、ピントの合う位置が、網膜からずれていることで起こります。

ゲームやスマホなど、近くのものを見続けると、毛様体筋が緊張状態になり、元に戻りにくくなります。

【動画アウトロ】

今日は「視機能」について、「近視と遠視」についてお話ししたよ!次回の動画もお楽しみにしてね♪それじゃあ、また次回の動画で会おうね!バイバイ!

 平成中期にオンライン授業!?

 小谷ちいです!

 Mさんの、ん年前以上前の話。

 自己紹介にも書いてありますが、ネットでISDN普及し始めた時代(その前はモデム、テレホーダイの時代)に海外とオンライン授業をしました。問題は、「やったことしか覚えていない」のです。

 あ、一応スカイプのチャットが残っていました!えっと、作品紹介とゲームですね。打ち合わせが、22時!?家だったかな?

 当日は、午後からでした。繋がったものの、回線は不安定で声が途切れたり、画像が止まったりしていました。

 しかしながら、ん十年前ですから、かなり画期的です。

 今では当たり前のことを、大昔にやっていたMさん。もし、当時、こんなことを教育委員会が知ったら、ぜーーーーーーーったいに仕事が増えていました!?でも、こそっとやりました。その時のボスはこのすごさを知らなかった?ようで、まあ、忙しくならなくて良かったと思っているそうです。


 もし、今から10年後の未来を考えたとして、そんな授業をしてみる。素敵じゃないですか?

 学校に来られない児童生徒に対して、VTuberやAIが授業しているのが当たり前になっているかもしれませんよ!?

 Mさんは、いつもそんなことを考えているようですが、本当かなあ?

各国の給与と待遇

Mです。

なんか、ニュースで給与の話が出ていたので、ついでにAIさんにイタリアとフランス、ドイツの教員の勤務について聞いてみました。


「イタリアの教員はどのような働き方をしていますか?日本と比較して教えてください。」

イタリアと日本の教員の働き方にはいくつかの類似点と違いがあります。以下に、両国の主な違いをいくつか挙げてみましょう:

  1. 勤務時間と休暇:
  • イタリア: イタリアの教員は通常、週の勤務時間が比較的短い傾向があります。一般的に週の授業時間は少なく、午前中に数時間の授業を行った後、長い休憩時間が設けられます。イタリアの学校では夏季休暇が長く、一般的に7月から9月までの間、学校が閉鎖されます
  • 日本: 日本の教員は通常、週5日制で、長い勤務時間が求められることが多いです。日本の学校年度は4月から始まり、3月に終了するため、夏季休暇は比較的短いです。ただし、春休みと冬休みがあるため、年間休暇は確保されています。

 2.教育制度とカリキュラム:

  • イタリア: イタリアの教育制度は地方自治体によって管理されており、カリキュラムに関する権限が分散しています。このため、イタリアの教員は比較的自由に教材を選択し、カリキュラムをカスタマイズすることができることがあります
  • 日本: 日本の教育制度は中央政府によって統制されており、全国共通のカリキュラムが存在します。日本の教員はこのカリキュラムに従う必要があり、教材や授業計画に一定の統一性が求められます

 3.賃金と労働条件:

  • イタリア: イタリアの教員の賃金は、日本に比べて一般的に高めです。また、教員組合が強力で、労働条件の改善を求めるためにストライキなどの行動を取ることがあります
  • 日本: 日本の教員の賃金は比較的低めで、特に新任教師の初期の給与は他の職業に比べて低いことがあります。しかし、安定性や福祉制度の面でのメリットもあります

 4.教育改革と課題:

  • イタリア: イタリアの教育制度は時折変革が試みられており、カリキュラムの改訂や教育方法の改良が行われています。ただし、教育制度の分散と地域差が課題とされています。
  • 日本: 日本も教育改革を進めており、21世紀型の教育を推進しようとしています。課題としては、カリキュラムの多忙化や生徒のストレスに対処することが挙げられます。

このように、イタリアと日本の教員の働き方には顕著な違いが存在します。国内の教育制度や文化に合わせて、それぞれの国で教育が提供されています。


「フランスの教員はどのような働き方をしていますか?日本と比較して教えてください。」

フランスと日本の教員の働き方にはいくつかの類似点と違いがあります。以下に、両国の主な違いをいくつか挙げてみましょう:

  1. 勤務時間と休暇:
  • フランス: フランスの教員は一般的に週の勤務時間が比較的短い傾向があります。週の授業時間は限られており、長い休憩時間や準備時間が設けられています。また、フランスでは夏季休暇が長く、一般的に7月から8月までの間、学校が閉鎖されます
  • 日本: 日本の教員は通常、週5日制で、長時間の勤務が求められることが多いです。夏季休暇は比較的短く、春休みや冬休みがあるため、年間休暇は確保されています。

 2.教育制度とカリキュラム:

  • フランス: フランスの教育制度は中央政府によって統制されており、全国共通のカリキュラムが存在します。フランスの教員はこのカリキュラムに従う必要があり、教材や授業計画に一定の統一性が求められます
  • 日本: 日本の教育制度も中央政府によって統制されており、全国共通のカリキュラムがあります。日本の教員はこれに基づいて教育を提供します

 3.賃金と労働条件:

  • フランス: フランスの教員の賃金は一般的に比較的高めで、教育組合が強力です。フランスでは教育に対する社会的価値が高く、教員への支援が強化されています
  • 日本: 日本の教員の賃金は比較的低めで、特に新任教師の初期の給与は他の職業に比べて低いことがあります。しかし、安定性や福祉制度の面でのメリットもあります

4.教育改革と課題:

  • フランス: フランスも教育改革を試みており、最近ではカリキュラムの改革や教育方法の見直しが行われています。教育の格差を減少させるための政策も導入されています
  • 日本: 日本も教育改革を進めており、21世紀型の教育を推進しようとしています。課題としては、カリキュラムの多忙化や生徒のストレスに対処することが挙げられます。

これらは一般的な傾向であり、個々の学校や地域によって異なることがあります。国内の教育制度や文化に合わせて、それぞれの国で教育が提供されています。


「ドイツの教員はどのような働き方をしていますか?日本と比較して教えてください。」

ドイツと日本の教員の働き方にはいくつかの類似点と違いがあります。以下に、両国の主な違いをいくつか挙げてみましょう:

  1. 勤務時間と休暇:
  • ドイツ: ドイツの教員は週の勤務時間が比較的短い傾向があります。一般的に週の授業時間は限られており、多くの場合、午前中に数時間の授業を行った後、午後に長い休憩時間や準備時間があります。夏季休暇は比較的長く、6月から9月までの間、学校が閉鎖されることが一般的です
  • 日本: 日本の教員は通常、週5日制で、長時間の勤務が求められることが多いです。夏季休暇は比較的短く、春休みや冬休みがあるため、年間休暇は確保されています。
  1. 教育制度とカリキュラム:
  • ドイツ: ドイツの教育制度は連邦州によって管理されており、各州で独自の教育政策とカリキュラムが存在します。ドイツの教員は州のカリキュラムに従う必要がありますが、州ごとに異なることがあります
  • 日本: 日本の教育制度は中央政府によって統制されており、全国共通のカリキュラムが存在します。日本の教員はこれに基づいて教育を提供します
  1. 賃金と労働条件:
  • ドイツ: ドイツの教員の賃金は一般的に高めで、教育への社会的価値が高いとされています。ドイツの教員は安定した雇用条件と福祉制度の恩恵を受けています
  • 日本: 日本の教員の賃金は比較的低めで、特に新任教師の初期の給与は他の職業に比べて低いことがあります。しかし、安定性や福祉制度の面でのメリットもあります。
  1. 教育改革と課題:
  • ドイツ: ドイツも教育改革を進めており、カリキュラムの改革や教育方法の改良が行われています。特に、学校のデジタル化とSTEM教育の強化が焦点とされています
  • 日本: 日本も教育改革を進めており、21世紀型の教育を推進しようとしています。課題としては、カリキュラムの多忙化や生徒のストレスに対処することが挙げられます。

STEMとは S:Science T:Technology E:Engineering M:Mathematicsそれぞれの頭文字を取った言葉で、科学・技術・工学・数学の教育分野を総称した言葉。これら4つの学問の教育に力を注ぎ、IT社会とグローバル社会に適応した国際競争力を持った人材を多く生み出そうとする、21世紀型の教育システム。

これらは一般的な傾向であり、個々の学校や州(ドイツの場合)によって異なることがあります。国内の教育制度や文化に合わせて、それぞれの国で教育が提供されています。


特にドイツでは、福利厚生がしっかりしている上で、3ヶ月の休暇、1週間当たりの授業の制限まであり、給与は倍(1350万?)となっています。ただ、消費税が19%、物価もかなり高いので、そう考えると、わかりません(´д`)

国によって給与だけでなく、生活にかかる費用や生活形態も違うので、数字だけで判断するのではなく、総合的に判断したいですね。

働き方改革から学ぶ、ストレス軽減と成果アップの秘訣!

 小谷ちいです。

 最近、みんな「働き方改革」の話で持ちきりですね!

 さて、Mさんって教員になった当初、すごい残業地獄だったんだけど、1回目の病休の後、月に40時間以下で仕事をこなす方法を見つけたんだって!その方法はね、


1つ目は、「無理しないこと」。自分にできる範囲でがんばるってこと!

2つ目は、「家族の時間を大切にすること」。仕事だけじゃなくて、家族との時間も大事にしよう!

3つ目は、「まとめて仕事をすること」。木曜日だけ残業とか、休日にガッツリ仕事を片付けるってこと!

4つ目は、「ちょっとした空き時間を有効活用すること」。書類の文面や様式、管理職との話し合いなど、頭の中で考えよう!

5つ目は、「若手をサポートすること」。若い先輩たちを手助けして、みんなが楽になるように協力しよう!

6つ目は、「トラブルを未然に防ぐこと」。トラブルが起きないように予防策を考えて、ストレスを減らそう!

2と3がちょっと矛盾してるかもしれないけど、バランスを取りながらがんばってたんだよね。


 この中で特に大事なのは、若手と一緒に問題を考えて解決することだよね。みんなが手を取り合って仕事がスムーズに進むようになるし、トラブルも減るんだよ。だって、トラブルがあると学校全体がバタバタしちゃうし、本人も大変だもんね。トラブルを未然に防げば、仕事の量もグッと減るんだからね。

 Mさんは、児童生徒が登校してから帰るまで、ずっと緊張しっぱなしで仕事してたんだって。自分の問いかけや声かけ、児童生徒の言動や顔色、給食のこと、他の先生へのお願いなど、細かいことを気にしながらがんばってたんだ。児童生徒が帰ったらヘトヘトになってましたが。でも、児童生徒が帰ったら、トラブル対応もないから、ほかの仕事もできるし、勤務時間内に終わらせることもできたんだよ。もちろん、10年以上の経験があるからこそのことだけどね。

 トラブル続きの場合は、管理職と相談して、早く対応をして行こう!(管理職も児童生徒のトラブルで仕事増えたら困るはずだよね。そこを話せば、動いてくれます!)それだけでも、勤務時間は少なくなるよ!

これで少しでも参考になれば嬉しいな。みんなもがんばろうね!

(ちなみにMさんは、仕事の内容で休職しているわけではないよ。詳しくはHPで!)

秋の運動会ってなんで9月なの?運動会成功の秘訣!?

 小谷ちいです!

 最近、運動会の練習が始まってるって聞いたよね。ってことで、なんで運動会って9月にやるのか、気になったことない?昔は9月下旬ってちょっと涼しくて、運動会日和だったんだけど、最近は9月でもめっちゃ暑いし、先生たちまで熱中症の心配しなきゃいけないんだって。ホント、大変だよね。

 もっと10月とか11月にやった方がいいんじゃないかって思うんだけど、なかなか難しい理由があるみたい。

 まず、自治体のイベントとかが10月や11月にたくさんあるから。昔なら、地区の運動会とかもあったし、お祭りや文化祭も秋に集中してたから、それと運動会をかぶせるのが難しいみたい。(ってか、自治体側も秋に運動会やって欲しくないんだろうね、地域によるけどね。)

 それから、学校の行事や生徒たちの成長のプロセスも関係してるみたい。特に、前期と後期で学年分けられてる学校だと、「前期の集大成としての運動会」って位置づけになるんだって。リーダーたちが頑張って指導したり、学級の団結を図るのが大事なんだよね。それで後期のスタートもスムーズに切れるし、「運動会後の崩壊」を防げるんだって。でも、10月末にすると、後期のリーダーたちが「運動会を成功させよう!」って気持ちになるのも確かだよね。

 さらに、学校の行事も10月以降には他にもあって、宿泊研修や修学旅行、校外学習、発表会とか。運動会が遅くなると高学年の子たちが「運動会のリーダー」と「修学旅行の準備」なんて重なっちゃうこともあるんだよね。

 だから、運動会が9月にあったり、5月とか6月に開催されたりするんだって。


さてさて、今、みんな運動会の練習してると思うんだけど、気をつけて欲しいことがあるよ!

1.提案するときは完璧なものを最初に

 もし児童生徒に活動を提案するとき、ほぼ完成形(変更なし)でやってあげてほしいんだ。たまに「ちょこちょこ変更しながら良いものを作る」って人もいるけど、毎回変更されたら、児童生徒はどんな気持ちになるかな?「え、昨日と違うじゃん」「覚えたのに」「また聞かなきゃいけないの?」って感じじゃない?それに、支援が必要な子たちは特に大混乱しちゃうんだよ。覚えたことを変えるのが難しいからね。「1回覚えたら絶対に変えられない子」だったり、「変更を伝えたら不安定になる子」だったりするから、そういう子たちも考慮してほしいな。入場から競技、退場まで、最初にほぼ完璧な形を提案してあげてね。

2.授業中の相談時間は手短に

 提案したあと、実際にやってみて、担任同士で相談すると思うんだ。そのときに「お茶休憩」を取って、日陰で休ませてあげてほしいな。そして、その「お茶休憩」ぐらいの時間で先生方との打ち合わせを終わらせてほしいんだ。競技練習の後、運動場の中心にみんなを呼んで座らせて、先生方で10分(?)意見交流をしてる場面、たまにあるよね。その間、子どもたちはずっと炎天下で待たされることになっちゃうんだよ(ホント、あるんだって!言い合いしてるのをずっと見てることもあるって)。学級ごとに練習するか、もう一度やるか、暑いから教室で作戦会議するか、できるだけ早く決めて移動させてほしいんだ。

3.特別支援学級の児童も一緒に参加させてほしい

 特別支援学級の交流学級があるクラスで、「たまに」特支の子たちを外して決めたり、練習したりすることがあるんだよ。でも、授業になったときに「前のと違う?」ってなっちゃうこともあるんだ。それに、特支の子たちがいないで練習すると、実力に差が出ちゃうこともあるんだよね。そうなると、トラブルやいざこざが起こる可能性もあるから、特支の子たちもしっかり参加させてあげてほしいな。練習中に話し合いたいとか、授業が早く終わったから練習したいって言ったら、ぜひ呼びに行ってあげてね!授業中かもしれないけど、本当に喜ぶよ。昼休みに練習するって話になったら、声かけてあげてね!

(特別支援の具体的な事例は、後日話せたらいいな。でも、個人情報がバレないように気をつけなきゃね。)


 最後に、行事ってのは「点」じゃなくて、「線(日常生活)の上にある活動」なんだよ。だから、「点」のために日常生活を犠牲にしないで、「日常生活を大切にしつつ、運動会などの活動を成功させる」って意識で頑張ってね!楽しい運動会にしようね!

愛と思いやりが守る命

Mです。

 先日、熱中症に関する動画をアップし、多くの皆様にご覧いただき、心から感謝申し上げます。 その後、熱中症に関する報道が減ったため、各学校で適切な対策が取られたのだと思います。 これは非常に素晴らしいことだと感じます。 今後も、「学校」が「熱中症」において、「大切な命」を守り続けたいと思います。

 さて、以前、私が学校で勤務していた時、朝登校した生徒が既に熱中症になっていたことがありました。 その経験から、管理職は迅速な対応を取るべきだと判断し、登校中に傘を差すことやお茶を飲むことを許可しました。 帰りの時間に気温が36度に達した際には、生徒の安全を最優先に考え、下校時間を遅らせる判断が行われました。

 これは、「子どもたちの命を守るため」に管理職が率先して行った決定であり、その結果、熱中症の発生が大幅に減少しました。

 職員からの提案もあったかもしれませんが、最終的な決定権は管理職(校長さん)にあります。 更に言えば、校長さんが現在の課題に直面し、迅速な対策を講じることが非常に重要です。 時間が待てない状況にあります。

 熱中症は問題の一部に過ぎませんが、「子どもたちの命を守り」「安心・安全に生活できるように」という視点から、管理職がどれだけ問題を理解し、行動できるかが極めて重要であると感じました。 また、「子どもたち」に焦点を当てるだけでなく、「安心・安全な環境を確保するため」に教職員に協力を仰ぐことも重要です。 逆に、管理職として最善の提案を行う必要もあります。

 ただし、時には「子どもたちの命を守るため」「安心・安全な環境を確保するため」に管理職が何も行動しないこともあります。 これにより、児童生徒だけでなく、教職員にも多大な負担がかかります。 そして、早急な対策を講じなかった結果、管理職の方々がさらなる困難に直面することもあります。 これでは皆さんが疲弊してしまいます。

 私は単なる一兵卒であり、この立場で述べるべきことではないかもしれませんが、管理職の方々の行動が私たちの楽しい勤務環境を築きました。 逆に、何も行動しなかったことが病気につながりました。

 今、特に初任者から3年目の先生方が苦しんでいる状況を考えると、管理職への期待が高まっています。 その理由の一つに「管理職への意見が反映されない」「管理職の支援が不足している」「管理職が問題を無視している」という声があることは非常に悲しいことです。 管理職の方々も非常に大変な立場にあることを理解しています。

 未来を担う児童生徒と教職員に、「今できる対策」を提案し、協力していただきたいと思います。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。