記事と実際(裏話)

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小谷ちいです!

昨日、岐阜新聞、今日は教育新聞に次の内容が掲載されましたね。

記事の内容から、「イメージ先行」な部分がありますね。先輩教師からの話やネットの情報などから休日出勤、残業、待遇などが良くないと思っているのだと思います。事実ではありますがw

しかしながら、学校によっては改善されていることも多くあります。(部活動以外:来年度以降はまだ不明)17時を過ぎたら電話に出なくても良い、18時には退勤するよう会議や打ち合わせなどを簡略化しているなど45時間を越えないように試行錯誤をしている学校が多いです。

昔は、初任者は地元から離れ、一人暮らしをしながら務めていましたが、今では地元(その近く)で努めています。家族の助けも借りて、その分の負担も減っています。初任者研修も簡素化されています。

待遇については、実は、岐阜県は初任給は良い方です。待遇もここ10年で良くなってきています。(ただし、経験年数が上がると他の都道府県と逆転しますが)


そうなると、やると良いことは

〇イメージの回復

〇若手教員に対するフォロー体制の充実

ですね!

イメージ回復としては

「○○県はどの市町でも教員の待遇で~なところが優れています!」

「残業が少なくなるよう、県内統一で~な事をしています!」などブラックなイメージを払拭する発信が必要ですね。それもいち早く進めなければ、どんどん他の都道府県と教員の取り合いになっちゃいます。それは悲しいことです。

若手教員のに対するフォロー体制の充実に関しては、今かなり難しい場面だと思いますよ。

「働けない」ちょっと真面目な話に記載しましたが、周りの先生たちが多忙な様子を見たとき初任者の先生は「質問」できるでしょうか?「初任者指導の先生」に聞けるのは週に1回です。5日後に間に合うでしょうか?18時には退勤するよう促されます。じゃあ誰に聞けばいいんですか?聞けずに毎日を過ごせば、疲弊していくのは時間の問題です。

話を変えれば、初任者の先生は着任したらすぐに企業で言う「係長(主任)クラス」です。部下(児童生徒)をまとめつつ、いろいろな作業をこなさなければなりません。それも着任してから1週間もたたないうちに。サポートしてくれる先生はたくさんいますが、多忙です。(また、先生によって言うことが違うともう混乱w)研修も、勤務をしながら1年かけて行われます。

(多分?働いたことがないので分かりませんが)企業であれば試用期間があり、1ヶ月~半年近く研修があり、サポート役が付き、いつでも質問したり、姿を見て学んだりできます。

「どちらが良いか」は、人それぞれでしょう。それでも「聞きたいときに聞けない」というのは「フォロー体制が整っていない」事になりませんかね?

Mさんは、病気持ちでコミュニケーションが難しい状態ですが、「フォロー体制の一角になる」事でこの状況は打破できないかと考えています。

若い人たちの一助になれたら

(なので質問などどんどんくださいね!アンケートもよろしく!)

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