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支援員を増やす方向なのは何でだろう?

小谷ちいです!

今日は、先週辺りから、話題になっている「教員業務支援員(School Support Stuff 以下SSS)」で感じたことです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/539d3ba41aa36350d92cc270126d6d5658536db1

国は、どうして教員を増やさず、支援員を増やすのでしょうね。文科省としては教員増やしたいけど、財務省が首を縦に振らないんでしょうねぇ。35人学級でもだいぶ揉めましたから。

教員を増やすとなると、数千億単位でお金が動くことになりますし、地方にも負担がかかります。特に地方は3分の2の負担になるわけですから、その余裕はありません。だったら大卒すぐか定年退職した教員を講師にした方が安く済みます。また、SSSさんなら、時給は安い!県に負担はかかりにくいですよね(多分)。さらに、もうすぐ103万の壁もなくなって、働いている人全員が社会保険に入るようになる予定です(たしか)。

苦肉の策だとは思いますが、SSSさん20000人もやりたい人がいるのでしょうか?今は、人手不足です。年齢制限もかかるでしょう。他のアルバイトの方が時給が良ければ、みんなそっちに流れます。

昔、「議員は将来の事なんて考えてない。自分の老後のことだけ考えてやっているだけ」なんて話、聞いたような聞いてないような。えへ。

記事と実際(裏話)

小谷ちいです!

昨日、岐阜新聞、今日は教育新聞に次の内容が掲載されましたね。

記事の内容から、「イメージ先行」な部分がありますね。先輩教師からの話やネットの情報などから休日出勤、残業、待遇などが良くないと思っているのだと思います。事実ではありますがw

しかしながら、学校によっては改善されていることも多くあります。(部活動以外:来年度以降はまだ不明)17時を過ぎたら電話に出なくても良い、18時には退勤するよう会議や打ち合わせなどを簡略化しているなど45時間を越えないように試行錯誤をしている学校が多いです。

昔は、初任者は地元から離れ、一人暮らしをしながら務めていましたが、今では地元(その近く)で努めています。家族の助けも借りて、その分の負担も減っています。初任者研修も簡素化されています。

待遇については、実は、岐阜県は初任給は良い方です。待遇もここ10年で良くなってきています。(ただし、経験年数が上がると他の都道府県と逆転しますが)


そうなると、やると良いことは

〇イメージの回復

〇若手教員に対するフォロー体制の充実

ですね!

イメージ回復としては

「○○県はどの市町でも教員の待遇で~なところが優れています!」

「残業が少なくなるよう、県内統一で~な事をしています!」などブラックなイメージを払拭する発信が必要ですね。それもいち早く進めなければ、どんどん他の都道府県と教員の取り合いになっちゃいます。それは悲しいことです。

若手教員のに対するフォロー体制の充実に関しては、今かなり難しい場面だと思いますよ。

「働けない」ちょっと真面目な話に記載しましたが、周りの先生たちが多忙な様子を見たとき初任者の先生は「質問」できるでしょうか?「初任者指導の先生」に聞けるのは週に1回です。5日後に間に合うでしょうか?18時には退勤するよう促されます。じゃあ誰に聞けばいいんですか?聞けずに毎日を過ごせば、疲弊していくのは時間の問題です。

話を変えれば、初任者の先生は着任したらすぐに企業で言う「係長(主任)クラス」です。部下(児童生徒)をまとめつつ、いろいろな作業をこなさなければなりません。それも着任してから1週間もたたないうちに。サポートしてくれる先生はたくさんいますが、多忙です。(また、先生によって言うことが違うともう混乱w)研修も、勤務をしながら1年かけて行われます。

(多分?働いたことがないので分かりませんが)企業であれば試用期間があり、1ヶ月~半年近く研修があり、サポート役が付き、いつでも質問したり、姿を見て学んだりできます。

「どちらが良いか」は、人それぞれでしょう。それでも「聞きたいときに聞けない」というのは「フォロー体制が整っていない」事になりませんかね?

Mさんは、病気持ちでコミュニケーションが難しい状態ですが、「フォロー体制の一角になる」事でこの状況は打破できないかと考えています。

若い人たちの一助になれたら

(なので質問などどんどんくださいね!アンケートもよろしく!)

なぜ「できた」のか読み解く=児童生徒理解

小谷ちいです!

土曜日に、おそばを食べに行きました。本当に美味しそうですし(私食べられない)、量も並~大まで同じ値段!すごくないですか?そして安い!

とまあ、そんな話しはさておき、このチケットですが「美味しいそばをお腹いっぱい」と書いてあります。これを、幼稚園の年長さん(Mさんの娘さん)がすらすら読んだんです!どう思いますか?実際は「おいしい おそばを おなかいっぱい」と読みました!純粋に「すごい!」と思う中で「どうして読めたのか?」が気になっちゃたんですよね。

娘さんは、①本を読むのが好き。ひらがなカタカナをまあまあすらすら読むことができる。②漢字という概念は知っているが読むことはできない。

そうなると、「美味しいそばをお腹いっぱい」が何故読めたのでしょう?

みなさん考えてみてください!(答え?っぽいのは下記)


これが「児童生徒の理解」であり「分析」となります。

話しが逆になりますが、「今日、Aさんは算数で計算を間違えていたけどどうしてだろう?」や「何人か質問の答えが書けていなかったけど何でだろう?」など、児童生徒が「つまずいた」ところを思い出して「要因」を導き出します。それに対して「明日、こんな手立てを打ってみよう!」と繰り返すことで、「児童生徒理解」が深まり「授業力」が高まっていくと思います!(なかなかこれができないんですよ)言いたいことはこれでした!

しかし、よくあるのが「あの子はどれだけ教えても何も分かってない」「文字を書くのが嫌いなのか知らないけど、全然書こうとしない」「なんで昨日やったのにもうできないの」など、「児童生徒を否定する」考えです(保護者も然り)。その子を「分析」し「理解」もせず、勝手な解釈で済ませてしまう。それは「教える」ことではありません!

もうすぐ2学期(もう2学期・前期の終盤)です。児童生徒の「つまずき」には、何か「要因」があります。その要因が1つでも見つけられれば、その手立てが打て、その子の「わかった・できた」につながると思いますよ!


答え?

まず写真を見て、それっぽい内容を推察していますね。

「○○しいそば」なので多分「おいしい」かな?と解釈したかな?

「そば」はいつも「おそば」と言っているのでそのまま読んじゃった!?

「お〇いっぱい」は、そばを食べればお腹がいっぱいになるから、予測して読んだ!

「予測して読む」のはすごいのですが、「誤読」してしまうこともあるので、聞こえたときに間違っていたら修正してあげたいですね。でもすごい!

個別最適な学びと表現

小谷ちいです!

今日、MさんがX(旧Twitter)で児童生徒の学びと「表現」について返信していました。

例えば、学習指導要領(社会)を読むと、

小学校社会科で養う「表現力」とは,考えたことや選択・判断したことを説明す
る力や,考えたことや選択・判断したことを基に議論する力などである。その際,
資料等を用いて作品などにまとめたり図表などに表したりする表現力や,調べたこ
とや理解したことの言語による表現力を育成することも併せて考えることが大切で
ある。
 「説明する」とは,物事の内容や意味をよく分かるように説き明かすことであり,
「説明する力」については,根拠や理由を明確にして,社会的事象について調べて
理解したことや,それに対する自分の考えなどを論理的に説明できるように養うこ
とが大切である。「議論する」とは,互いに自分の主張を述べ合い論じ合うことで
あり,「議論する力」については,他者の主張につなげたり,互いの立場や根拠を
明確にして討論したりして,社会的事象についての自分の考えを主張できるように
養うことが大切である。(学習指導要領より)

あれ?「書く」はないですよね。「言語による表現力」は国語科などと連携しているとはいえ。

そうなると、今までノートやプリントに自分の考えを「書く」こと「だけ」で「評価」することは指導要領に沿っていないんですよ。

そう考えたとき、「Aさんは字を書くのは苦手だが、自分の考えを元に説明することができている」となれば、Aさんは「表現することができる」ことになりますね。

「Bさんは、教科書の写真を使って示しながら説明ができる」事だってあるでしょう。

「Cさんは、話すことは苦手だが自分の考えを書いてまとめることができる」「Dさんは、担任が少し話し方(書き方)のヒントを与えると、自分の考えをまとめることができる」などなど。

全員が「ノートに書く」のではなく、一人一人表現方法が違っても良いのです。(これが大変なのですよぉ)

特に1年生の生活科、1学期(4~7月)に「プリントに文字で自分の気付きを表現する」事は本来はあってはならないことレベルだと思いますよ。だって、小学校に入ってからひらがなの読み書きを本格的に習うんですから!幼稚園や保育園、こども園では、「ひらがなに慣れ親しむ」までです。「なんで(文字が)書けないの?」って言われてる子を見てるとかわいそうで。

例えば、Mさんは1年生担任のとき、「あさがおの観察でいろいろな気付きを表現する」場面で、一人一人どんなことに気付いたか「聞いて」いました。もっと言えば「文字」からでも「絵」からでも何でもOK、とりあえずかいて持ってくる。そして、一人一人説明を聞いていました。書いた文字を読む子、絵を指さして説明する子。みんな「気付きを表現」できていますよね!困っている子には、ヒントを与え、表現できたら「そうだね。○○だね。」と評価していました。

話がそれてしまいましたね。ああ、後は「授業時間内に表現しなければならないか」と言うことです。学校で学んだことを家で復習して「表現」してもいいと思います。保護者との話題になれば、さらに深まりませんか?保護者と考えて「動画撮影」をしてタブレットから担任に送信したっていいじゃないですか。ダメなんですかね?むしろこっちの方が「主体的に学ぶ」観点を踏まえたら素敵だと思います。

いかがでしょうか?

文章を書くと言うこと

こんにちは、Mです。

ようやく、小谷ちいのプロフィール動画が完成しました。本人なりに頑張ったようです。ただ、「頑張った」という言葉は、精神疾患の方には禁句です。また、児童生徒の中には「学校に来るだけで頑張っている」という子もいます。その子が「頑張れ」と言われても、「自分は学校に来て勉強しているだけでも頑張っているのに、これ以上何を頑張れって言うの!」と辛い気持ちになってしまうわけです。

一人一人の思いは違います。その子の特長や環境もあるでしょう。様々な点を考慮した声かけが大切ですね!

さて、今このように文章を書いていますが、「話す・聞く」と「読む」では、当然ながらかなりの格差があります。個人的には「聞く」方が得意で、「話す」は病状や自分の思いや考えを伝えにくいと言う観点から、あまり得意な方ではありません。当然「話し」たことで相手を不快な思いにしたことは多々多々あります。そのため、今「書く」こと(アウトプット)を大切にしています。話したいことを文章化する。読み返して相手に伝わるかどうか添削する。まずはそこからです。

これでも担任を持っていたときは、毎週必ず通信を出しました。A4表に学級であったことを文章化し、保護者に伝えました。(この良さはどこかで)でも成長はしたのかな?

ついでに「読む」ですが、崩壊していますね。小さい頃から読解力がなく、赤点レベルでした。書いてあることの裏(真理)が分からないことが多いのです。要は文才がない。自分の書いた文章を読んでも「これでいい」と思ってしまうし、いざ読んでもらうと「よく分からない」となるわけです。

なぜ、こんな話をしているか。自分がSNSで発進した際、「上を目指して頑張る」と書いてあった文章で「誤解」が生じてしまい、相手が「良かれ」と思っていろいろアドバイスをしてくれたということがありました。自分はそんなつもりはなく「楽しみたい」という思いだったのに、相手を惑わす文章を書いてしまった。

後で理由を話しましたが、やはり誤解を生んでしまったことは申し訳ないと思います。これからもSNS塔で発信していくので、身バレに気を付けつつ、みなさんの役立てればと考えています。

でも、相手の方は「よかれ」と思っていらっしゃるので、そのアドバイスは受けたい。これがご縁になれば良いですね!